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成長ホルモン(GH)
成長ホルモン(Growth Hormone;GH)は191個のアミノ酸からなるポリペプチドホルモンで、脳下垂体で分泌され、その名のとおり体の成長を促す役割をします。肝臓で分泌されるインスリン様成長因子IGF-1(ソマトメジンC)を増加させ、IGF-1とともに体の細胞や器官の成長をつかさどります。
成長ホルモンは小児では骨や筋肉など、骨格と臓器・器官の発育に必須な大切なホルモンです。成人においても、エネルギー代謝、精神系の活動、たんぱく質代謝、脂質代謝、免疫機能の維持において重要な働きを担っています。
成長ホルモンやIGF-Iレベルが下がってくると、健康的で潤いのある皮膚をつくったり、しわを減らしたり、骨を丈夫にしたりする働きが弱まってきます。またエネルギーの減少、精力の低下、免疫力の低下、視力や記憶力の低下、心臓と血管の障害など、いわゆる老化現象が起こってきます。
成長ホルモンが分泌されるのは主に運動の後や睡眠中だといわれています。幼年期から思春期にかけては多く分泌されますが、年齢を重ねるとともにその量は減少していきます。従って、適度な運動と質の高い睡眠をとることが大切です。
運動は、15分程度のウェイトトレーニング(あるいは40分位のウォーキング)で十分ですが、運動後、身体を十分休めることが重要です。成長ホルモンの分泌は運動後約3時間ほどありますから、その間身体を休息状態に保つことが大切です。
効能
- 筋肉や骨の成長の促進
- 体脂肪の分解
- 糖のエネルギー代謝
- 老化防止
摂取方法と摂取量
健康な成人の場合、就寝後3時間の間に最も深い眠りに入り、その後、レム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を規則的に繰り返すのですが、成長ホルモンは眠りの深い時間帯に多く分泌されます。毎日規則正しい質の高い(眠りの深い)睡眠を心がけることが大切です。
成長ホルモンそのものを食品として摂ることはできませんが、成長ホルモンリリーザー(成長ホルモンの分泌を促進させる栄養素)を摂取することで成長ホルモンの分泌を促すことができます。
成長ホルモンリリーザーには、オルニチン、フェニルアラニン、アルギニン、トリプトファン、グルタミン、グリシン、チロシン、システイン、シスチンなどのアミノ酸、ナイアシンアミド(ビタミンB3)、ビタミンB6、ビタミンC等のビタミン、亜鉛 、カルシウム、マグネシウム、カリウム等のミネラルなどがあります。いずれも相乗的に働きますので別々に摂るよりも一緒に摂った方がより効果的です
注意点
運動不足、ストレス、睡眠障害、糖質の過剰摂取、エストロゲン製剤の過剰摂取、肝硬変などの肝機能障害は、成長ホルモンやIGF-1の分泌を減少させてしまいます。
健康食品
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