スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

六大栄養素

人が生きていくには、体を動かすエネルギー源、筋肉や骨などをつくる材料、新陳代を円滑に行うための成分など、さまざまな栄養素を食品から摂取することが欠かせません。そしてその中心となるのが、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維という6大栄養素です。
これらは体内で特有の働きをになうほか、相互に影響しあって生命活動を維持しています。つまり、各栄養素の働きを最大限に発揮するには、すべての栄養素をバランスよく摂取することが不可欠なのです。



六大栄養素


たんぱく質

筋肉や血液など、体の主要な部位を構成するたんぱく質は、20種類以上のアミノ酸から形成される物質です。

アミノ酸の多くは体内でもつくれますが、体内でつくれず、食品から摂取が必要なものが8種類あります。それが必須アミノ酸です。
必須アミノ酸はどれかが欠乏するとたんぱく質を合成できず、1つでも不足すると他のアミノ酸もうまく働きません。そのため、必須アミノ酸をバランスよく含むたんぱく質ほど栄養素として良質です。
それを示すのがアミノ酸スコアで、たまごや肉のたんぱく質は大半が最高値の100です。ダイズも80以上で良質なたんぱく源です。

可食部100g中に含まれるたんぱく質の多い食品として、以下のものがあります。
ホンマグロ赤身26.4g、カツオ(春どり)25.8g、若鶏ささみ23g、豚ひれ肉(大型種)22.8g、牛肉もも赤身(輸入)22.5gです。
成人1日あたりの所要量は男性70g、女性55gです。


脂質

脂質は、体を動かすエネルギー源として使われるほか、体の中で神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない成分です。脂肪酸からできていて、肉の脂身やラードなど(脂肪)や、コーン油や大豆油などに含まれています。

体の中に入った脂質は、分解され、小腸から吸収された後、いったん肝臓に運ばれます。その後、体のすみずみまで行きわたり、エネルギーや細胞膜、ホルモンなどの材料として使われたり、体脂肪として蓄えられたりします。

体脂肪は、エネルギーが不足するとエネルギー源として使われます。


炭水化物

炭水化物は人間の主要なエネルギー源となる栄養素で、体内に入ると炭酸ガスと水に分解され、その過程でエネルギーを産生します。

炭水化物が不足する状態が続くと、体内のたんぱく質が分解されエネルギー源として使われます。そのため基礎体力が低下し、疲れやすくなるほか肝臓の解毒作用の低下、肌荒れなどの症状をまねきます。

また、脳は炭水化物からつくられるブドウ糖だけをエネルギー源としており、極度に炭水化物が欠乏すると脳の働きにも支障が生じます。

ダイエット中でも、毎日50g(ご飯1杯分程度)の炭水化物は摂取しましょう。

可食部100g中に含まれる炭水化物(糖質)の多い食品として、以下のものがあります。
干しブドウ80.7g、はちみつ79.7g、精白米77.1g、小麦粉(薄力粉1等)75.9g、サツマイモ(塊根、生)31.5g。

成人1日あたりの摂取量の目安は男性300g前後、女性250g前後です。


ビタミン

ビタミンは微量で体のさまざまな機能を調節する、生命活動に必須の有機化合物です。
ビタミンは13種類あり、体の中の働きは種類によって異なります。必要な量は少ないのですが、人の体の中で作ることができなかったり、作られても量が十分ではなかったりするので、食べ物からとる必要があります。


ビタミンは水に溶ける水溶性ビタミンと、水に溶けずあぶらに溶ける脂溶性ビタミンに大きく分けられます。
水溶性ビタミン
尿などに排出されやすく、体の中にためておくことができません。必要な量を毎日とることが大切です。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの9種類あります。
脂溶性ビタミン
あぶらと一緒にとると吸収率が上がります。排出されにくく、とりすぎると過剰症になるおそれがあります。ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類あります。


ミネラル

ミネラルは、一般的な有機物に含まれる4元素(炭素・水素・窒素・酸素)以外に、生体にとって欠かせない元素です。無機質、灰分(かいぶん)ともいいます。
身体の構成成分となるとともに、体の働きを助ける微量栄養素で、体内で合成することができないため、食べ物から摂取する必要があります。


体の構成成分としては骨や歯に含まれるカルシウムやリンなどが代表的なもので、
機能性物質としては、赤血球のヘモグロビンに含まれる鉄やさまざまなところで働いている多くの酵素の成分として銅、亜鉛などがあげられます。


地球上に存在する元素のうち、水素、炭素、窒素、酸素を除いたものをミネラルといいます。およそ100種類ある元素の中で、人の体の中に存在し、栄養素として欠かせないことがわかっているミネラルとして、現在16種類(ナトリウム、マグネシウム、リン、イオウ、塩素、カリウム、カルシウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト、銅、亜鉛、セレン、モリブデン、ヨウ素)が知られています。そのうち厚生労働省が摂取基準を決めているのは、イオウ・塩素・コバルトを除く13種類です。


食物繊維

食物繊維は、人の消化酵素によって消化されない食物中の難消化性成分の総体です。その多くは植物性、藻類性、菌類性食物の細胞壁を構成する成分で、化学的には炭水化物のうちの多糖類であることが多いです。

食物繊維は、多くの種類がありますが、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維に大別できます。不溶性食物繊維はセルロース・ヘミセルロース・キチン・キトサンなど、水溶性食物繊維にはペクチン・グルコマンナン・アルギン酸・アガロース・アガロペクチン・カラギーナン・ポリデキストロースなどがあります。


食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐうえで欠かせないものです。また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあるため、これらを摂り過ぎることによって引き起こされる肥満や脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できます。


日本人の通常の食生活では食物繊維を摂り過ぎることはほとんどありませんが、いわゆるサプリメントなどで多量に摂り過ぎるとミネラルなどの吸収を妨げることもあり、注意が必要です。



関連記事
カテゴリー
栄養素一覧
関連サイト

最近のトラックバック
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。